04Build AI-Native

Figmaでは見えない仕様の穴を、コードで潰す

Claude Codeでプロトタイプを作り、Storybook上で画面と仕様を定義。PdM・エンジニアと触れるものを囲んで検証し、131件の仕様課題とUX改善を実装前に解決した。

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Figmaを使わずClaude CodeとStorybookで131件の検討漏れを発見した取り組み
Role
Product Designer
Team
PdM / Engineer
My Ownership
Prototype / Storybook / UX Specification
Duration
Approx. 1.5 months
ウォークスルー6
作成したStory49
実装前に解決131

01 — The Problem

画面は完成しても、意思決定は終わっていなかった

静的なデザインファイルでは、エラーの発火タイミング、Empty State、長い文字列、デフォルトの並び順などを決めなくても、完成した画面を作れます。未定義の仕様や既存実装との不整合が、実装フェーズまで持ち越されることが課題でした。

02 — The Approach

コードで仕様を定義し、触れるものを囲んで検証する

  1. 01

    HTML Prototype

    画面構成と情報の優先度を検証

  2. 02

    Storybook

    Reactと社内デザインシステムで、状態と操作を定義

  3. 03

    UX Specification

    MDXでカラム、ステータス、フィルター、スクロール、i18nなどを記述

  4. 04

    Walkthrough

    PdM・エンジニアと実務を再現し、実装前に判断を完了

03 — The Result

131件を、実装前に解決

約1.5か月で6回のウォークスルーを実施。31画面、49件のStory、39件のMDX画面仕様書を作成し、静的な画面では残っていた判断を実装前に完了させました。

Resolved before implementation

131

仕様課題とUX改善を実装前に解決
Duration
約1.5か月
Walkthrough
6
Screens
31画面
Story
49
MDX Specification
39

Specification

仕様の検討漏れ・未定義・矛盾 60

コードでは定義しないと画面が動かないため、未決定の項目が露出した。

UX Improvement

UX改善 45

実際に操作しながら業務を再現し、静止画では気づけない違和感を検出した。

Implementation

実装誤り・既存実装との不整合 26

本番コードを参照することで、意図しない乖離を実装前に発見した。

04 — What Changed

デザインの成果物ではなく、意思決定の完了度を変えた

コードを書くこと自体が目的ではありません。画面・状態・操作・仕様を同じ場所で扱い、PdMとエンジニアが触れるものを囲んで検証することで、これまで実装フェーズまで残っていた判断を前工程へ移しました。

  • 01曖昧な仕様を実装前に露出
  • 02実務を再現したUX検証
  • 03テスト・既存実装の観点をデザイン工程へ前倒し

Storybookは本番フロントエンドの代替ではなく、実装前の仕様とUX判断を揃えるための中間成果物として運用しました。

05 — Starting Point

境界を越えて、作業範囲を広げる

Gitもほぼ未経験の状態から、エンジニアの伴走とClaude Codeを活用し、コードベースの仕様設計へ移行。2か月で251 commits・177 filesまで作業範囲を広げました。